さわおとクリニック MRI検査の注意

MRI検査前の確認です。           予約に戻る    TOPへ戻る

   1.5テスラ高磁場MRI装置への更新に伴い、内容の追加改訂を行いました。

  1. 磁場の強さについて
     → 家庭用磁気治療器(エレキバン)の磁場の強さは最高で 200mT(ミリテスラ)のようですが、当院MRI装置の磁場の強さ1.5T(テスラ)を同様の単位で表示すると1500mT(ミリテスラ)になります。この強さになりますと、時計などが吸着されてしまった時には人の力では引き離すことができません。したがって磁性体の金属製品は絶対に持ち込まれないように、検査前に厳重な確認をいたしております。

  2. 入れ墨やアートメイク、カラーコンタクトをされている方(旧装置より制限が厳しくなっています)
     → 酸化鉄が含まれている色素が使用されていると火傷の可能性があるといわれています。カラーコンタクトは検査前に必ず外していただきますので、あらかじめ容器をご準備ください。入れ墨やアートメイクは検査の部位によってはお断りすることがあります。また、ラメの 入った化粧品(火傷します)は検査前に必ず落としていただく必要があります

  3. 腹囲110cm以上(腹部や骨盤の検査のとき)、または体重200Kg以上の方 
     → 誠に申し訳ありませんが、当院の装置では物理的に対応できません(装置の中に入らないため)。なお、体重が200kg未満でも頭頚部の検査の場合に胸板が厚い方ですとコイルが設置できないことがあります(経験上は120kg程度までです)。

  4. 交通事故などの外傷で眼に金属片が入っている方
     → 失明のおそれがあり、検査できません(禁忌)。なお、職業が金属工である方、 または、鉄工所で作業した職歴がある方は、あらかじめX線CTやレントゲン写真で眼内金属片の有無のチェックが必要です。

  5. 心臓ペースメーカもしくはその他の体内埋込型電子機器を装着している方
     → 検査はできません(禁忌)。MRI室に入ることも禁止されております。なお、最近になりMRI対応型の機器が開発されましたが、当院では施設の制約で検査できません

  6. くも膜下出血術後(脳動脈瘤クリップ)
     → クリップの種類により、 MRI検査ができる方(チタン製クリップ)とできない方(磁性体クリップ)がおられます。 脳神経外科の執刀医師にご確認ください。確認が取れないときには検査はできません。

  7. 閉所恐怖症の方 
     → 当院のMRIはオープン型から大口径の筒型に変わりました。開放感があるため当院の旧MRI装置でも撮影できなかった方でも、撮影可能となっております。開口部が広いため、上方からの装置の圧迫感が少なくなりました。また、検査時の騒音も静音機能の装備で最小限に留めております。とはいえ、エレベーターや満員電車に乗るのをためらうほどの閉所恐怖症では無理のようです。

  8. 妊娠早期(16週以内)
     →  胎児に対する磁場の影響がまだよく判っていません。 そこで、器官形成期にある妊娠早期の患者さんは検査をしない方が良いとされています。しかし、悪性腫瘍が疑われるときには検査することもあります。

  9. 30分間程度ベッド上での静止ができること。
     →  場合によっては痛み止め、鎮静剤などの処方をお願いいたします。なお、超短時間撮影が可能となりましたので、頭部外傷のチェックなどであれば数分で検査が終わります

  10. 人工内耳(鼓室形成術
     → 原則として検査はできませんが、 1998年以降に手術された方についてはインプラントがMRI対応型となっており、 局部麻酔でインプラントの磁石を取り出し、 撮影後再び磁石をはめ込むことで検査が可能になっています。耳鼻科の担当医にご相談ください。

  11. 金属性のステント、フィルター、コイル、人工関節、その他の整形外科的金属など
     → 磁性体を材料としたものについては、生体内で安定するまでの期間(留置後6〜8週間)をすぎたものは安全とされています。金属性でないフィルターなどは問題ありません。 なお、乳房の皮膚拡張器(ナトレル133ティッシュ・エキスパンダー)挿入中はMRI検査をすることができませんのでご注意ください。

  12. 水頭症で圧可変式のシャントバルブを使用の方
     → 再調整が必要になる可能性があり、当院では撮影を行っておりません。

  13. 磁石で固定するタイプの義歯装着者
     → 義歯部分を取り外すことで検査可能です。なお、普通のブリッジや歯列矯正用の金属では画像の歪みは生じますが、撮影自体は可能です。

  14. 心臓の人工弁を装着している方
     → 1970年以降の手術であれば検査可能です。また、開胸術の際の胸骨ワイヤについても、とくに問題はありません。

  15. 代償障害性心臓病や高熱、発汗障害がある方 
     → 撮影の際に特別の注意(温度管理等)が必要ですので、あらかじめご連絡ください。

   
最終更新:2018年11月07日