
USBオーディオや、USBマウスを試してみたい。また、SCSIカードの様なもので高速なHDDも使いたい。夢は膨らむものの現実のpm4400には2スロットのうち、サウンドカードが1つを占領し、残りの空きスロットはたったの1つしかありません。
考え方を変えてみました。ちまたで手頃な価格(2万円以下)のSCSIカードには、転送速度20MB/secのUltlra SCSIがあります。40MB/secのUltra Wide SCSIカードになると、地方の電気屋さんでは2万円を越えるかもしれませんし、そもそもUltra Wide SCSIドライブ自体が売ってません。ほとんどがATAドライブをUltra SCSIに変換した外付けドライブです。
ところで、FireWireは400MB/secの転送速度を誇りますが、この「B」は「Bit」という単位で上のSCSIの「B」は「Byte」です。たぶん8Bitで1Byteだと思うのですが、換算するとFireWireは50MByte/secとなり、Ultra Wide SCSI以上の転送速度となります。3.5インチのHDD単体では、10,000rpmのものを使ってもアクセス速度が物理的に30MByteのまでしか出ないので、HDDを1つ使いたいのならば転送速度はFireWireで十分ということになります。
そこで、PCIカードを有効に使うために、USBとFireWireの両方を装備したものを探してみました。
IKESHOPの通販コーナーを見ると、OrangeLinkの「FireWire/USB PCI Board」(英語版)がpm4400でも使えると書いてあり、購入してみました。インターネットを使った買い物は、これが初めてです。
「IKESHOP」 (通販)
http://www.ikeshop.co.jp/「OrangeLink」 (FireWire/USB PCI Board)
http://www.orangemicro.com
サウンドカードが下側のPCIスロットでしか認識してくれなかったので、FireWire/USBカードは必然的に上のスロットに装着しました。(取扱説明書にはスロット1を推奨と書いてありますが...)
MacOS9.0.4をインストールします。pm4400に推奨インストールを行うと、FireWireとUSBの機能拡張書類はインストールされなかった様な気がします。
OrangeLinkの付属CDからドライバーをインストールすると、機能拡張フォルダーに以下のファイルがコピーされます。
- FireWire OrangeLink Enabler (OrangeLink FireWire 1.1.2)
- FireWire Enabler (Apple FireWire 2.2.2)
- FireWire OrangeLink PC Card (OrangeLink FireWire 1.1.2)
- FireWire Support (Apple FireWire 2.2.2)
- FireWire Lynx Enabler (Apple FireWire 1.0)
- HID Library (Apple USB Adapter Card Support 1.3.5)
- SerialShimLib (Apple USB Adapter Card Support 1.3.5)
- USB Device Extension (Apple USB Adapter Card Support 1.3.5)
- USB Software Locator (Apple USB Adapter Card Support 1.3.5)
- USB Mass Storage Extension (Apple USB Adapter Card Support 1.3.5)
- USB Support (Apple USB Adapter Card Support 1.3.5)
- USB Mass Storage Support (Apple USB Adapter Card Support 1.3.5)
Apple JapanのホームページからFireWire J-2.4とUSB J-1.4.1のアップデータをダウンロードし、推奨インストールをします。この時点で機能拡張フォルダーには、以下のファイルが入っています。
- FireWire Enabler (Apple FireWire J-2.4)
- FireWire OrangeLink PC Card (OrangeLink FireWire 1.1.2)
- FireWire Support (Apple FireWire J-2.4)
- FireWire OrangeLink Enabler (OrangeLink FireWire 1.1.2)
- HID Library (Apple USB Adapter Card Support J-1.4.1)
- SerialShimLib (Apple USB Adapter Card Support J-1.4.1)
- USB Device Extension (Apple USB Adapter Card Support J-1.4.1)
- USB Mass Storage Extension (Apple USB Adapter Card Support J-1.4.1)
- USB Mass Storage Support (Apple USB Adapter Card Support J-1.4.1)
- USB Software Locator (Apple USB Adapter Card Support J-1.4.1)
- USB Support (Apple USB Adapter Card Support J-1.4.1)
機能拡張フォルダーから「FireWire OrangeLink Enabler」を取り除いて完了です。OrangeLinkのマニュアルを読むと、Apple FireWire J-2.4と完全にコンパチだとは言ってますが、この通りだと「FireWire OrangeLink PC Card」だけは残ることになります。この「PC Card」は、PowerBook等に差し込むカードのことなので、PM4400ではこの機能拡張書類はいらないみたいです。
近所の電気屋さんで、ELECOMの「ホイール付USB&PS/2イメージセンサマウス」(M-WUP2Y4RLG)を購入し、付属のCDからドライバー(Ver1.3.0)をインストールして使ってみます。
起動時のランチャー表示前に、「Finderが終了しました」というダイアログが表示されて、ランチャーが出てきません。コントロールパネルの「一般設定」で、ランチャーの表示をオフにして再起動し、また表示をオンにして再起動すると、このダイアログは消えました。
しかし、USBマウスを始めた直後からの、頻繁なフリーズは解決していません。このフリーズはかなり悪質で、「 control」+「コマンド」+「電源」のキー操作でも再起動せず(今までで初めての経験)、pm4400の本体のスイッチで物理的?に電源を落とすしかありません。
また、たまに起動中(ハッピーマックアイコンが消えて、アイコンパレードが始まる直前)に「爆弾」まで出てきてしまいます。
こういったドライバーはPCIで増設したUSBには対応していないのかもしれません。
「北風」さんによる「PowerMac4400広場・相談所過去ログ」で、同様にELECOMのUSBマウスの不具合の相談があり、「USB Overdrive」が便利だという情報が載っていました。
さっそくELECOMのドライバーをゴミ箱に捨てて、ダウンロードしてきた「USB Overdriver」(ShareWare$20)を入れてみました。
登録IDを入力するまでは、起動時にお金を催促する英語のダイアログが表示され、コントロールパネルを開く時も、登録を促す画面が表示されます。
インストール後、フリーズは全くなくなりました。カーソルのスピードが変更出来たり、ホイールの回転を早めると画面のスクロールが高速化したり、ダイアログ表示時にデフォルトボタンに自動的にカーソルを移動してくれるなど、たくさんの機能が追加され、これなら$20の価値が十分にあり満足です。(一時はマウスとFireWire/USBカードをタンスの肥やしにしてしまおうかと本気で悩んでしまったくらいですから)
ShareWareソフトを使用するのは初めてで、外人にお金を払うのはどうしたら良いのか心配でしたが、「Kagi」という日本語ホームーページにクレジットカードの番号などの必要事項を入力すると、1〜2分でEメールが届いて登録IDが記述されていました。ほんとに「あっけない」という感じです。
「USB Overdrive 日本語版」のダウンロードページ
http://ww1.tiki.ne.jp/~paranoia/paraware/USB_Overdrive/index.htmlShareWare
(H12.12.23)
なお、ELECOMのドライバーもバージョンが2.0.2になり、上記不具合は改善されましたが、USB Overdriveの便利さに慣れてしまうと、離れられなくなってしまいました。
「ELECOM」
http://www.elecom.co.jp/
(H13. 8. 4)
FireWire HDD(メルコ製 HD DiF-GT40G)を購入しました。さっそく動作チェックをしてみましょう。
まず付録の「Disk Drive TuneUp SPECIAL EDITION Ver.3.0.1 FireWire/USB対応 日本語版」というHDDドライバーをインストールし、このドライバーソフトでHDDを初期化すれば完了です。
システムフォルダを内蔵ATA-HDDから外付FireWire-HDDにコピーしてみます。スピードは内蔵HDDから内蔵HDDへのコピーとあまり変わらない感じです。なお、このドライブはシステム起動には対応していません。
コピーしたシステムフォルダーをごみ箱に入れて、ごみ箱を空にしてみます。ファイルが消去されるスピードは、内蔵HDDの3倍は早いみたいです。
音楽波形データをHDDレコーディングソフト(Logic)で再生してみました。途中で「HDDのレスポンスが悪くて再生出来ない」というダイアログが表示され、停止してしまいます。内蔵ATAでは全く問題なかったのに、それより早いはずのFireWireで問題が起きるのは、サウンドカードとFireWireカードの2つのPCIカードをドライブするPCIバスのレスポンスがないのか、pm4400ではFireWireの性能を引き出せないのかもしれません。
Mac起動後にFireWireコードを差し込んだままで、FireWire-HDDの電源を入れてみます。約10秒後にHDDアイコンがデスクトップに表示され、HDDが使用可能になります。もちろん、お互いに電源を入れた状態でコードを差し込んでも認識されます。(ホットスワップ正常)
Mac起動中にFireWire-HDDのコードを抜くと「FireWire HDDとの接続が切れました...」といったダイアログが表示されますが、もう一回Macを再起動しないと、HDDを再認識できませんでした。
次に、外付けFireWire-HDD内のシステムフォルダを同じHDDにコピー(「option」キーを押しながらドラッグ&ドロップ)してみます。コピーするファイル数の確認画面が消え、いくつかのファイルがコピーされた後、「ディスクエラーが起きました」「FireWireドライブの一部のファイルが壊れた可能性があるのでドライバーソフトで修復してください」というダイアログが表示され、それ以降コピー作業が出来なくなります。(再現性あり)
そこで、もう一度MacOS9.0.4をクリーンインストールした環境で、以下の条件を試してみましたが、この不具合がなくなりませんでした。
1.
FireWireドライバーのバージョンを2.4Jにして「FireWire OrangeLink PC Card」機能拡張のみ追加
2.
FireWireドライバーのバージョンを2.4Jのみにする
3.
FireWireドライバーのバージョンを2.3 (PCIカードに付属)に戻す
4.
PCIスロットをFireWire/USBカードのみにして上に差し込む
5.
PCIスロットをFireWire/USBカードのみにして下に差し込む
6.
付属のドライバーを止め、B'zCrew4を入れてみる
7.
SonnetのG3機能拡張を外してみる(G3カードの無効)
最後に、PRAMクリヤしたところ、FireWireドライブの認識さえしなくなってしまいました。
Apple USAのホームページを見ると、FireWire Ver2.5のダウンロードが始まっています。(Apple JapanはまだVer2.4J)このVer2.5はOS9.0.4の英語バージョンでなければインストールできないので、日本語版はもう少し待つ必要がありそうです。
メルコのホームページを見ると、このドライブの初期出荷のものには不具合があった様で、私の購入したHDDには対策後のシールが箱に貼ってあります。しかし、それでも最初からこのドライブは調子が良くなかったのか?
いずれにしても、大ショックです。
HDDを買ったお店の人に相談した所返品がきくと言うので、結局SCSI-HDDに交換してもらいました。
(H12.12.28)
FireWireビデオ入力については、対応したビデオを持っていないため、未確認です。
(H12.12.23)
ついに大失敗をやってしまいました。FireWire-HDDを使う目的で買ったこのFireWire/USBカードのFireWireが使えないことが分かっていたら、約1/7の値段でUSBカードを手に入れることも出来たのです。
まぁこれが、改造のリスクなのですね。(ガッカリ)
(H12.12.23)
しばらくして、IKESHOPの本店へ行ってみたのですが、「FireWire」プラス「USB」といったいわゆる「コンボ・カード」は、やはり動作が不安定になりやすいので、奨めていませんでした。(FireWire OnlyのPCIカードや、USB OnlyのPCIカードならば、かなり安定して使えるとのこと)
(H13. 8. 4)
本ホームページを参考にして改造する場合、あくまで個人の責任で行ってください。万が一、事故や故障が生じても、一切補償はいたしません。
更新 : H13. 8. 4
新規作成 : H12.12.23