ワールドガイド
 
(真名市/市立真名高校人魚の伝説プレイヤーキャラクターノンプレイヤーキャラクター

真名市
 

 物語の舞台になる真名市は、人口は約5万人ほどの小さな港町です。
 四方を海と山に囲まれた真名市は、もともとは遠浅の入り江でした。その当時の海岸線は雷羅山のふもとまであり、住民は山の斜面にへばりつくように集落を作って暮らしていました。
 それが今の地形になったのは500年ほど前のことです。
 ある日、この地で大きな地震が起こりました。山の斜面にあった多くの集落は、がけ崩れや地すべりで大きな被害を受け、さらに直後に襲った大津波が沿岸のすべてのものを洗い流してしまいました。多くの住人が命を落とし、また運良く生き残った者も、住む場所や農地を失ってしまいました。
 しかし、この地震は意外な物も残していきました。激しい地震によって海底が大きく隆起し、今まで遠浅の入り江だったところが一面の平地となったのです。わずかに生き残った住人たちは、新たに生まれたこの平地に入植し、少しずつ開墾を進めていきました。そして、江戸時代の中頃には有数の米作地帯として繁栄することになります。真名村の原型が形作られたのはちょうどこの頃です。
 やがて、時代が進むにつれて集落は村になり、昭和の初期には町となりました。ちょうどその頃、真名町の周辺に帝国陸海軍の施設が建設されたことも、都市化の追い風となりました。太平洋戦争末期、その軍施設を狙ったアメリカ軍の大規模な空襲があり町は一度焦土と化しましたが、戦後はそれから見事に立ち直り、都市部のベットタウンとして発展していきました。そして、昭和30年代に周辺の町村6つが合併し、今の真名市が出来たのです。

 現在、真名市はやはり他の地方小都市と同じく数々の問題を抱えています。
 なかでも深刻なのは人口の高齢化です。農業と漁業以外にはさしたる産業のない真名市からは、若者たちの流出が続いています。その流れを食い止めるため、市では企業の誘致をすすめていますが、おりからの不況もあってなかなか進みませんでした。
 ところがです。一昨年、とある大企業が真名市への進出を名乗り出てきました。企業の名前は『MBL社』。最先端バイオテクノロジーの研究・開発企業として世界的に知られている企業です。そして、まさに寝耳に水の出来事とはいえ、少しでも雇用口を確保したい市には、その申し出を断る理由はありませんでした。MBL社との交渉はとんとん拍子に進み、去年の4月には真名市の郊外、雷羅山のふもとでMBL社施設の建設がスタートしました。


JR真名駅
 真名市の中央に位置する駅です。駅の前には『真名駅前商店街』があり、たくさんの買い物客が訪れています。また書店やゲ−ムセンター、ファーストフード店なども並んでいるので、夕方には学校帰りの真名高生徒もよく見かけます。


住宅街
 真名駅の北側には閑静な住宅街が広がっています。マンションやアパートのような集合住宅は数が少なく、殆どが一戸建ての家です(別段裕福な家が多いわけではなく、地価が安いので)。鮎川りんの自宅はここにあります。


海水浴場
 きれいな砂浜の海水浴場です。真名高校のすぐ裏手にあることから、夏場になると生徒たちが海水浴や夜に花火を楽しんでいる姿を見ることが出来ます。優れた景観に加え、近隣の住民にあまり知られていない穴場であり、真夏でもあまり混み合わないところも大きなポイントとなっています。


真名漁港
 久洲岬の根元には漁港があります。規模はさして大きいものではなく、入港している船も小型のものばかりです。むろん遠洋漁業用の大型船などは入れません。


久洲(くす)神社
 久洲岬の先端にぽつんと建っている小さな神社です。人魚の御神体が祭られていますが、御神体そのものは現在厳重に封印されており、一般の人々が目にすることは出来ません。


真名高校
 全日制の普通高校で、プレイヤーキャラクターの通っている高校でもあります。(別項を参照)


雷羅(らいら)山
 真名市の北側にそびえる標高600メートルほどの山で、昔から毎年秋になると、『竜宮送り』という儀式が山頂で行われます。この『竜宮送り』、昔この地で死んだ人魚の魂を、故郷である竜宮へ送るものだと伝えられています。また、この山のふもとに市の誘致企業『MBL社』の研究施設があります。


真名市人魚資料館
 市がふるさと創生資金で建てた、人魚伝説に関する資料館です。世界中の人魚伝説にまつわる資料が収集・展示されています。ここ数年は入場者数も減っており、赤字経営が続いています。



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